中国メディアは韓国の李在明大統領が北京に到着したと報じました。あすには、習近平国家主席との会談も予定されています。

中国国営の中央テレビによりますと、きょう午後、李在明大統領が北京に到着しました。

李在明大統領は国賓として7日まで中国に滞在し、あす、習近平国家主席と会談するほか、日本が韓国を統治していた1919年に韓国の独立運動家が上海で立ち上げた「大韓民国臨時政府」の跡地も訪れるということです。

これに先立ち、李在明大統領は中央テレビの取材に応じ、台湾問題について「これまで通り1つの中国を尊重する立場を維持する」と表明したほか、第二次世界大戦で「韓国と中国が侵略に抵抗しともに戦った歴史的な経験は貴重だ」とする考えを示しました。

また、年末に行われた中国と韓国の外相による電話会談では、中国の王毅外相が「日本の一部の政治勢力が歴史を逆行させ、侵略や植民地支配の罪を覆そうとする動きがある」と主張。「韓国側が正しい立場を取り、国際的正義を守ると確信している」と訴えました。

中国としては韓国との関係強化をはかり、日本に対抗したい思惑があり、両国の首脳が歴史問題や台湾をめぐり、どのようなメッセージを発信するのかが焦点となります。