不安の中で芽生えた決意「恥ずかしいプレーはできない」
アメリカに行くにあたって不安なことも多いという。「野球のスタイルが全然違うから、適応できないとまず試合に出させてもらえない。コミュニケーションも言語もそうだし、なるべく自分を出して頑張っていかないと」。米谷がいうように野球以外の面でも乗り越える壁がある。
それでも挑戦の先にある成長に期待する。「新しい環境に行くことで、何かを得られるチャンス。野球以外にも海外の人間性だったり、文化だったり、そういうのは全部日本にいたらできないことだから楽しみ」。
小櫃はアメリカ挑戦に向け「アメリカで女子野球が広がって、自分たちの名前も知れ渡ったら、成功なのかなと思う」とビジョンを掲げる。「自分らのプレーがそのまま“日本人のプレー”になると思うから、恥ずかしいプレーはできない。日本人すごいなって思わせるようなプレーをしなきゃいけないなって思う」と決意を滲ませた。

















