高級腕時計のシェアリングサービス「トケマッチ」の元代表の男ら2人が逮捕された事件で、元代表の男が、会社の税理士に「事業をやめる」と伝える一方で、キャンペーンを行い、大量の腕時計を集めていたことがわかりました。
「トケマッチ」の運営会社の元代表・福原敬済容疑者(44)ら男2人は、時計のオーナーから預かった腕時計15本、時価総額1800万円以上をだまし取った疑いがもたれています。
その後の捜査関係者への取材で、会社が解散する数か月前に、福原容疑者が税理士に「事業をやめる」と伝える一方、腕時計を預けたオーナーにはギフト券を贈るキャンペーンを実施していたことがわかりました。
福原容疑者が国外に逃亡する前に、大量の腕時計を集めて売却し、現金を得る目的があったとみられています。
「トケマッチ」の被害は総額28億円以上にのぼっていて、警視庁は全容解明を進める方針です。
注目の記事
年末の大掃除に「終活」の視点を! 実家の片付け、業者に委託すると…費用は「平均100万円」

コメダ珈琲を訪れた80代男性「100万円を持って来ている」ベテラン店員が感じた“違和感” 特殊詐欺被害を防いだ「いつもの会話」

「役員は下を向いて黙っているだけ」笹子トンネル事故で亡くなった姉 中日本高速道路の姿勢に妹が感じた“諦め” 【天井板崩落事故の遺族の訴え 前編・中編・後編の前編】

お年玉の由来って何?お金じゃなくて「餅だった」説&「大人同士のやり取りだった」説 歴史学から見ると

「カビた部分だけ捨てる」は誤解 中には“最強クラスの発がん性”を持つ毒も…加熱しても消えない『カビ毒』の正体

「私の長女は事件で亡くなりました。はっきり言うと、殺されました」20年前に殺人事件で長女(28)を失った父親が訴える「命」の意味【前編】









