「捜査連携はとっていない」守秘義務を盾に
Aさんが「地元の警察に相談したい」と切り出すと、犯人は露骨に拒絶反応を示します。これは詐欺師が最も恐れる「第三者の介入」を防ぐための典型的な防衛策です。犯人は「大阪府警と高知県警は連携していない」「守秘義務があるから家族にも言うな」と強く話します。
A: やっぱりちょっと不安になってきてるんで、どう対応したらいいのか、知り合いの警察官に相談したいなと思うんですけど、大丈夫でしょうか
犯:大阪府警本部が今回の捜査を行っていますから、高知県の警察署、こういったところと捜査連携をとっておりません。昨日も守秘義務秘密保持というお話をさせていただいたと思いますが…高知県の警察官、一切今回の捜査について共有しておりませんから、一切何もしてません
A:でも同じ警察の人に話すのだったら、それって守秘義務になるんですか
犯:私自身も、捜査の内容に関しては捜査関係者以外の者に対して、すべて守秘義務があります。私の家族にもいえないお話なんですね














