◆【第1夜】「作るモノへの不敵な矜持」──。孤独な秘密基地で研ぎ澄まされる感性

第1夜では、国内での楽曲制作から全国ツアーの舞台裏に密着。プライベートスタジオで見せたのは、ドラムのリズムから一人で緻密に音を積み上げていく地道な作業だ。
Vaundyは自身の美学について、「僕は自分のことを、カッコいいと思って生きたことがない。だからその分、自分が作るモノがダサいと言われるのがすごく嫌だった」と、表現に対する剥き出しの執着を吐露 。その言葉通り、納得がいくまでレコーディングを繰り返し、時には一曲に6時間を費やすこともあるという 。絶えずギリギリまで自分を追い込むストイックな姿が映し出された 。また、ライブ直前には上半身の緊張を解くためにトレーナーとミット打ちを行い、ステージに立てば熱いパフォーマーへと変貌 。全身全霊で歌いきる姿に、視聴者からは「ヒット曲の裏にある狂気を感じた」「25歳でこの完璧主義は凄すぎる」と、その圧倒的な熱量に驚きの声が上がった。














