時間外労働の上限規制を導入した「働き方改革関連法」の施行後5年の見直しについて、上野厚生労働大臣はきょう(26日)の会見で、「来年の通常国会での法案提出は現在考えていない」と述べました。
「働き方改革関連法」は施行から5年以上が経ち、現在、厚労省の審議会で見直しに向けた議論を進めています。
こうした中、上野厚労大臣はきょうの会見で、「来年の通常国会での法案提出は現在のところ考えていないが、今後、必要な中身について具体的に検討を進めていきたい」などと話しました。
高市総理が労働時間規制の緩和の検討を指示していることから、今後さらに議論を進めるためとみられます。
おととい行われた日本成長戦略会議で高市総理は、「心身の健康維持と従業者の選択を前提として柔軟で多様な働き方を実現することが重要」と述べたうえで、労働時間規制に関する検討の加速を指示しました。
政府は今後、労働時間規制の緩和について日本成長戦略会議で設置することが決まった「労働市場改革分科会」や、厚労省の審議会で引き続き議論を進める方針です。
注目の記事
コメダ珈琲を訪れた80代男性「100万円を持って来ている」ベテラン店員が感じた“違和感” 特殊詐欺被害を防いだ「いつもの会話」

「カビた部分だけ捨てる」は誤解 中には“最強クラスの発がん性”を持つ毒も…加熱しても消えない『カビ毒』の正体

「私の長女は事件で亡くなりました。はっきり言うと、殺されました」20年前に殺人事件で長女(28)を失った父親が訴える「命」の意味【前編】

寒暖差で危険なヒートショック「今年は明らかに救急患者が増加」風呂だけではない、自宅では“3つの場所”で起こる⋯医師に聞く対策は?

【ミセス】「モヤモヤ」する青春が今のキラキラを作った—Mrs. GREEN APPLE 藤澤涼架が母校を訪ねて語った「原点」 【前編】

日本初の定着を確認 メスだけで “クローン増殖” する特定外来生物の生息地が拡大中









