乳製品の販売などを行う布亀に業務停止命令が出ていた期間に訪問販売を強要されたなどとして、元販売員が損害賠償を求め提訴しました。

 訴えによりますと、「布亀」で訪問販売員として働いていた女性は去年3月、違法な訪問販売で消費者庁から布亀が業務停止を命じられた期間中に訪問販売を強要されたということです。
 女性は「不正をしている恐怖から、営業活動に消極的になるとパワハラなどを受け契約途中で打ち切られた」などと主張し、約480万円の損害賠償を求め提訴しました。

 (原告 元販売員の女性)「とにかく(契約を)取って来いと。意にそわない場合、色々な理由をつけて順番に辞めさせていくという会社のやり方に納得いっていません」

 MBSは布亀に対し事実確認を求めましたが、回答はありません。