大阪・関西万博の会場で運行していたEVバスの一部がブレーキが利かなくなる恐れがあるとしてリコール対象になっていたことが分かりました。

 大阪メトロによりますと、万博会場などで運行していたEVバス174台のうち35台が、ブレーキが利かなくなる恐れがあるとして、11月、バスの輸入販売元である福岡県北九州市の会社からリコール対象になっていたということです。

 国土交通省によりますと、運行事業者から「不具合が多い」という情報が寄せられたことから、今年9月3日に国交省は輸入販売元に総点検を指示していて、大阪メトロはその指示を2日後に把握し「不具合が生じる恐れのある車両はすぐに運行を取りやめ、別の車両で運行していた」としています。