大阪府柏原市の西名阪道で、炎上した車から男性(60)の焼死体が見つかった事件をめぐり、奈良県大和高田市の会社員の男(37)が殺人や死体損壊などの罪で起訴されました。
大阪地検が12月24日(水)、殺人・窃盗・建造物等以外放火・死体遺棄・死体損壊の罪で起訴したのは、大和高田市の会社員・濱田達也被告(37)です。
起訴状によると濱田被告は、▽今年11月、大和高田市の会社役員・定井敏弘さん(当時60)の自宅の倉庫で、定井さんの首をナイフで刺して殺害し、▽定井さん所有の普通乗用車を盗み、遺体を積載して、西名阪自動車道で大阪府柏原市まで運搬。
そこで車にガソリンをまいてライターで点火し、定井さんの遺体を遺棄・損壊した罪に問われています。
11月3日未明に、西名阪道の上り6.7キロポスト付近で炎上する車が見つかり、後部座席から焼死体が見つかったことで、事件が発覚。
濱田被告はまず、建造物等以外放火の疑いで大阪府警に逮捕され、その後、殺人容疑で再逮捕されました。
一連の捜査段階では、“私が無理やり高速道路のガードレールに車を衝突させ、火をつけたことに間違いない” “色々なことが積もり積もって、殺すしかないと思った”という旨を述べ、容疑を認めていました。
殺害された定井さんは、濱田被告の雇用主だったということです。














