死傷者38人を出したJR羽越線の脱線事故からきょうで20年です。

山形県庄内町では慰霊式が行われ、関係者が犠牲者の冥福を祈るとともに事故の再発防止を誓いました。

この事故は、2005年12月25日午後7時14分ごろに庄内町でJR羽越線の特急いなほ14号が脱線転覆し、乗客5人が死亡、乗員乗客33人が重軽傷を負ったものです。

この事故から20年が経ったきょう、JR東日本の喜勢陽一代表取締役社長らが犠牲者を悼みました。

JR東日本 喜勢陽一 代表取締役社長「究極の安全を目指すことでお客様に安心をお届けする。そうしたJR東日本を作るため私は社長として先頭に立ちこれからも取り組んで参りたい」

きょうの夜には事故発生時刻に合わせ、JRの職員らが黙とうをささるということです。