東京・赤坂の個室サウナで2人が死亡した火事を受け、熊本市は今日(25日)朝、サウナがある施設で緊急の安全点検を始めました。

熊本市中央区にある松屋別館では、清掃時間中に熊本市の消防局や保健所の職員3人が男性用と女性用のサウナ室、合わせて2部屋に入り、非常用ブザーの音が正しく鳴るかなど、約20項目を確認しました。
熊本市保健所の職員「いま点滅しています。女性のサウナ室が」

この緊急点検は12月15日、東京都港区赤坂の個室サウナ店で、男女2人が死亡する火事を受けて、熊本市が今日(25日)から実施しています。
赤坂の火事では、サウナ室のドアノブが外れていて、2人は中に閉じ込められたとみられています。
熊本市消防局の職員「ドアノブは設置されていません」

ドアの不具合の有無のほか、出入り口からの安全な避難などについても確認され、この施設は「安全が確保されている」と結論付けられました。
熊本市はサウナのある市内77の施設を1月30日までに点検することにしています。
熊本市消防局規制課 船場秀幸 副課長「緊急点検で不備が確認できたら、現地ですぐに改善してもらうように図っていきたい」















