日本郵便四国支社は、香川県高松市の高松林郵便局の当時の主任が、2018年に保険料等を契約者からだまし取っていたことが判明したと発表しました。

日本郵便四国支社によりますと、高松市林町の高松林郵便局で、当時の主任2018年6月6日から6月28日までの間、窓口で保険契約者1人に対し、無断で3回にわたりあわせて90万円の保険貸付請求を行い、そのうち40万円をだまし取ったほか、2018年7月31日、同じ契約者から保険料名目で60万円を預かり、詐取したということです。

今年10月に契約者からの照会を受け、社内調査を行ったところ判明したものです。日本郵便では契約者に謝罪するとともに、実損額の補償などを進めていて、警察に相談しているということです。当時の主任はすでに2020年8月に退職しているということです。

日本郵便では、「必要かつ適切な再発防止策を講じるとともに、コンプライアンス指導の徹底に努めてまいります」などとしています。