一人暮らしの高齢者にあたたかい気持ちで新年を迎えてもらおうと、25日、宮城県富谷市内の高齢者に弁当が届けられました。

弁当の配達を前に富谷市役所では25日、ボランティアらが参加して出発式が行われ、このなかでは若生裕俊市長が「年々、高齢化率が上がり、それに伴って一人暮らしの高齢者の世帯が増えている」と市の現状を述べました。

届けられる弁当はおせち料理をイメージしていて、伊達巻や黒豆のほか、五目ごはんやロースステーキも盛り付けられています。出発式の後、約60人のボランティアが45のコースに分かれ、高齢者の家に向かいました。2025年は弁当を希望した71歳以上の一人暮らしの高齢者551人に届けられました。

弁当を受け取った人:
「ありがたくいただきます。たまにはこうやっていただくのもいい」
この取り組みは民生委員や市民ボランティアの支援で一人暮らしの高齢者の孤立を防ごうと、毎年行われています。














