待望のシーズン開幕戦

そんな川﨑くんが、ずっと心待ちにしていたのが10月、愛媛オレンジバイキングスの2025-26シーズン開幕戦でした。

【川﨑友護くん】
「昨シーズンよりもバイクスが勝てるようにいっぱい応援したい。すごく楽しみ」
「レッツ!ゴー!愛媛!」

この日もコートサイドの最前列の席で体をいっぱいに使いながら、大きな声で応援します。

【母・美保さん】
「入った!ワットがダンク!9対4」
「ハームス、伊藤選手、理貴、ワット、ハームス」
【川﨑友護くん】
「おー!ナイシュー!」

母・美保さんの言葉が、川﨑くんの頭の中で映像に変換されます。

母・美保さん(左)と父・恭助さん(右)

【川﨑友護くん】
「性格がもともと明るかったけれど、余計に明るくなった。バイクスが勝った時はすごくうれしくて『朝から頑張るぞ』って思う」

【川﨑友護くん】
「今どっちがリードしている?」
【母・美保さん】
「愛媛よ」
【川﨑友護くん】
「おー!」
【母・美保さん】
「ずっと愛媛やで。ずっと勝っているからバイクス」
【川﨑友護くん】
「そうか!」

開幕勝利を飾ったバイクス。川﨑くんも大きくこぶしを突き上げ、満面の笑みを浮かべます。

【川﨑友護くん】
「やったやったー!最高!バイクスは勝てたときにすごく勇気づけてくれる」

試合後は選手・スタッフとハイタッチ。ペナ・ガルセス・マヌエルHCからも声をかけられました。

【ペナ・ガルセス・マヌエルHC】
「また、あした」
【母・美保さん】
「ペナHCだったよ。よかったね」