とにかく明るく前向き
川﨑くんが放課後、母・美保さんと向かったのが、ゲームセンター。
Qゲームセンターよく来る?
【川﨑友護くん】
「はいよく来ます」
Q好き?
【川﨑友護くん】
「大好きです」
クレーンゲームでは母・美保さんに合図を出してもらいながら、ボタンを押して
いきます。この日は、お菓子に挑戦。
【母・美保さん】
「ストップ」
【母・美保さん】
「おめでとう、すごいやん!」
【川﨑友護くん】
「よっしゃ!おいしそうなのとれてよかった」
中でも得意なのが太鼓のゲームです。カバンから取り出したのは「サンタさんにもらった」という“myバチ”。

譜面は見えていません。しかし、音楽が流れると、まるで見えているかのように正確に叩きます。
【川﨑友護くん】
「全部覚えてやっている。100回ぐらいは練習したと思う」
たたきだしたスコアは、ほぼ満点。見えていても難しいゲームを“音”だけを頼りにクリアするのです。
【母・美保さん】
「めっちゃうまかったやん」
【川﨑友護くん】
「手上げた」
【母・美保さん】
「『腕上げた』よそれ、手を上げたっていうから万歳したかと思ったよ」
【川﨑友護くん】
「腕上げた」

【母・美保さん】
「心が強い。私が落ち込んでいると『大丈夫やけん』って励ましてくれることが
ある。いろんなこと経験して強いね」
明るく前向きで、何事にも積極的に取り組む川﨑くん。
そして、「“音”への感性」は、彼が熱狂するもう一つの場所、バスケットボールの
アリーナでも発揮されています。














