移籍1年目「相当メンタルやられた」

その後、リラックスしながら温泉や地元の話題に表情を緩ませた甲斐選手は、福田選手とのホークス時代の思い出話にも花を咲かせました。

甲斐選手は巨人に移籍後、開幕マスクをかぶり、3連戦で13打数7安打と好調を見せるも、8月下旬の試合中に右手を骨折し、68試合出場にとどまりました。

(甲斐拓也選手)
「すごくいろんな経験をして、聞きたくないことも聞いて相当メンタルやられたときもあった。このまま終わってしまうのか、一個一個超えていくのか。超えていきたい!じゃあまだまだいけるだろ!と思っている」

(福田秀平選手)
「拓也にはリラックスしてやってほしい。オフにはこうやって仲間と会ってよい時間を過ごして。僕もFA経験していますけど、想像以上に大変なので。拓也が頑張っているのはずっと見てきたから、拓也ならやってくれると思っている」

甲斐選手は「頑張ります」とかみしめるように答えると、来シーズンへの思いを熱く語りました。

(甲斐拓也選手)
「今までで一番日本一になりたい。これまでも日本一を経験させてもらったけど、今年は悔しい経験をしたからこそ、とりたい気持ちが強い」

トークショーを終えて甲斐選手はOBSの取材に対し、「地元に帰ってくるとゆったりできて安心する。皆さんに大分に来てほしいので来年も開いてもらいたい」と話しました。

2026年の自主トレは、他球団の若手捕手とともに大分市で行う予定で、「ぜひ大分の皆さんに応援に来てほしい」と呼びかけています。