米軍普天間基地の名護市辺野古への移設工事で沖縄防衛局は、気象状況を理由に約半年間中断していた地盤改良工事を再開しました。

普天間基地の名護市辺野古への移設工事で沖縄防衛局は今月19日、気象条件を理由に約半年間中断していた大浦湾側の地盤改良工事を約半年ぶりに再開しました。

工事は今年6月から、作業に使う地盤改良船が台風などの気象状況を理由に大浦湾を離れていたことで約半年間、作業が中断していました。

沖縄防衛局は今年1月に大浦湾側で地盤改良工事に着手し、4年間で7万本あまりの砂くいを打ち込む計画ですが、これまでに打ち込まれたのは約2900本にとどまっています。

辺野古移設工事をめぐっては、砂くいを打ち込む地盤改良工事とは別に、大浦湾側に土砂を投入する本格的な埋め立て工事が、先月末から始まっています。