そして「走査型電子顕微鏡」では、電子線を照射しナノレベルで観察できるほか、元素の分析も同時に行うことができます。

この「走査型電子顕微鏡」で解析した画像を見ると、「どの方向から力が加わったのか」というところまでわかるといいます。

◆高知県警 科捜研 築山主任研究員
「解析した画像を見ると、左上方向に引き伸ばされているような状態になっているのがわかりますが、それは『この領域が、この方向に引っ張られた力を受けて破断している』ということです」

◆高知県警 科捜研 築山主任研究員
「また、同じ画面に出ているグラフには『ピーク』と呼ばれる値が出ていますが、このグラフの中で最も『ピーク』が出ているのが『Fe』と呼ばれる材質なので、この領域の主成分は『Fe』、つまり『鉄』だということがわかります」

小さなネジ1本。現場に残っている“わずかな手がかり”からでも、こうした最新鋭の機器や研究員の知見・経験をもとに、事件・事故にの解決につながっていくのです。