帰宅困難者になってしまったら・・・

首都直下地震の被害想定では、帰宅困難者が約840万人出ると想定されています。

帰宅困難者が一時滞在できる施設は東京都内で1302か所(約50万人分)あります。
例)増上寺(港区)、東京国際フォーラム(千代田区)、歌舞伎座(中央区)など

また、4月に東京都は、帰宅困難者対策支援『キタコンDX』というサービスの運用を開始しました。
リアルタイムで一時滞在施設の開設情報などを入手することができ、施設までのルート案内もしてくれます。
LINEのアプリで「帰宅困難者対策支援」を友だち登録することで利用できます。

コメンテーター 中村仁美:
これは知っておくべきですね。
私は実際に阪神大震災や東日本大震災の揺れを体験できるという場所に行ったんですけど、もう「私の知っている防災対策は、なんて意味のないことなんだ」って思うぐらい、すごかったんですよ。体感して、「こんなもんじゃ全然足りなかった」と思うのはすごく大事なので、冬休みにぜひ行っていただきたいなと思いますね。

地震から身を守るために

◆住宅の耐震化
◆家具の固定
◆備蓄
◆家族との連絡方法を決める
など、今一度見直してみてください。

コメンテーター 土屋礼央:
うちは防災リュックが寝室と玄関に2つあるんですけど、年に1回、中の食材を食べてローリングストックをしています。
あと家族がバラバラに行動しているので、「こうなったときはどうしよう」という話は定期的にしています。感震ブレーカーは知らなかったので、値段なども調べたいと思います。

(ひるおび 2025年12月22日放送より)