きょう12月22日は1年で昼の時間が最も短い冬至です。一方、菜の花のまち・指宿市では早くも春の景色です。
22日は今シーズン初めての菜の花の摘み取りがありました。

指宿市の池田湖のほとりに咲く菜の花。指宿市が観光客らに一足早く春の訪れを感じられるようにと植えているもので、12万6000本以上が現在5分咲きです。開聞岳と、風にゆれる菜の花は、まさに指宿の春の景色です。

22日は市の職員らおよそ10人が、今シーズン初の菜の花の摘み取りを行いました。

22日摘まれた200本は、姉妹都市の北海道千歳市に送られます。北海道で見頃を迎えるようにと数輪だけ開花したものを選び、1本ずつ丁寧に摘み取っていました。

(指宿市観光課観光総務係 久保海斗主事)「(千歳市は)寒い地域だと思うが、菜の花で少しでも温かみを感じてもらえるとうれしい」

菜の花の摘み取りは来年2月中旬まで続き、大阪にも送られます。市によりますと、満開は来月中旬になりそうだということです。