JAXAが会見「原因の究明を進める」

JAXAなどは午後2時半すぎから会見を開いています。

JAXA 山川宏理事長

JAXAは、「みちびき5号機に関係する皆さま、地元をはじめご支援いただいている皆さま、国民の皆さまのご期待に応えられず、深くお詫び申し上げます。」とコメントを発表しました。

打ち上げ結果の速報によると、第2段エンジンの1回目の燃焼停止が予測より27秒遅く、2回目の燃焼も予測より15秒遅かったものの、直後に停止してしまったということです。

JAXAの山川宏理事長の説明によると、推力に直結する第2段エンジンの水素タンクの圧力が1段目の燃焼中から徐々に減少し、第2段エンジンに着火はしたものの、圧力はかなり低い状態で、正常に機能しなかったということです。

搭載していた衛星「みちびき5号機」を分離できたかどうかは確認中です。

JAXAの山川宏理事長は「失敗の原因が第2段ロケットにあるかどうかも含め、H3ロケットの信頼を回復できるよう全力で原因の究明を進める」としています。