神戸市の小学校で、大阪・関西万博に携わった建築家を招き、子どもたちが思い思いの「パビリオン」を描きました。

 子どもたちが描いているのは「未来の万博」です。神戸市の灘小学校で開かれた特別授業。長さ25mの1枚の紙に約40人の小学生たちが筆を運びます。

 講師は万博の会場に設置されていた、いわゆる“2億円トイレ”を設計した米澤隆さん。

 (建築家 米澤隆さん)「建物を楽しんでください。そこでジャンプしてもいいし、走っている絵を描いてもいい。みんなだけの万博を作ろうということをやりたいなと思っています」

 子どもたちは自分の行ってみたいパビリオンなどを自由に表現しました。

 「引き出しがいっぱいある“引き出しパビリオン”です。面白い感じにしたいなと思って、わくわくしながら書きました」
 「“飛行機パビリオン”。飛行機のパビリオンでいろんな国に行けたらいいな」

 完成した作品は灘小学校の校内に展示されるということです。