中国軍が海洋進出の動きを活発化させる中、鹿児島では自衛隊やアメリカ軍の訓練も相次ぎました。

2月には沖永良部島で離島の防衛を想定した日米の共同訓練が。

県本土でも…
9月の日米共同訓練では、鹿屋基地が日米のオスプレイの拠点となり、11機が飛来しました。

(アメリカ海兵隊)「オスプレイが鹿屋にいることで、パートナーの日本と一緒に仕事ができる」

(記者)「自衛隊の戦闘機が立て続けに鹿児島空港に到着している」

10月には、鹿児島空港で初めて自衛隊の戦闘機による訓練が行われました。

(空港利用者)「大事なときに活躍してもらわなければならない。仕方ないと言えば仕方ない」

(西之表市出身)「大変な爆音。馬毛島で昼夜を問わず訓練が多くなる、危険」

塩田知事は防衛省・自衛隊に事故防止など要請。

暮らしの身近で相次ぐ訓練。住民から不安の声も上がるなか、防衛強化が着実に進んでいます。