19日から、愛媛県内のタクシー運賃が値上げされました。
「普通車」の初乗り1キロの運賃の上限は600円になりました。
19日から県内のタクシー運賃は、「小型車」と「中型車」の区分が「普通車」に統一され、「初乗り」の距離は1.1キロから1キロに短縮されました。
「普通車」の初乗り運賃の上限は600円となり、10円から20円引き上げられました。
(タクシー利用者)
「今回(値段が)上がったらまたすごいことになるんだなと思って」
「車を自分で持つより費用的には安いと思う、そんなに頻繁に乗らなければ」
愛媛近鉄タクシーも19日から「普通車」の初乗り運賃を600円にしたほか、その後の加算運賃も値上げしています。
また、迎車料金もこれまでの100円から200円に引き上げました。
(愛媛近鉄タクシー 木村雅裕 社長)
「世の中全体的に物価が上がっている状況の中で、お客様には一定の負担を強いることになると思う。乗務員や働く人の給料や燃料費の高騰、安全に関する設備投資とかの費用を捻出しないといけない状況」
木村社長は、タクシーの燃料費が去年に比べ6.5%上昇しているとして値上げに理解を求めていて、配車アプリの活用などサービス向上に努めたいと話しています。
四国運輸局によりますと県内のタクシー運賃引き上げはおよそ2年半ぶりで、タクシー141社のうち130社が初乗り運賃を19日から上限の600円に値上げしたということです。
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