ミュージカル沼への入口は1本の舞台
MAYUKOさんがミュージカルの深みにハマったのは、2017年。日本初演でありながら、東京と大阪で約4か月間のロングラン上演となったミュージカル「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」。初めて観劇した瞬間、「バチーンと稲妻が走ったほど、衝撃を受けた」と語る。
この作品をきっかけに、「自分が知らないいい作品がもっとたくさんあるはずだ」とミュージカルの奥深さに一気に引き込まれた。そこから「ビリー・エリオット」に足しげく通い、ロングランの幕が閉じた時には“ロス”状態に。そのロスを埋めるように、出演者の次の舞台を追いかけた。
現在は、年間70〜80本の観劇が習慣になったという。最近では「もっと知りたいという気持ちが止まらなくて。ついにはミュージカルスクールの講習にも行ってしまったほどです(笑)」と明かすMAYUKOさん。
“作品を深く理解したい”という思いが、観客としての興味を越え、学びへとつながっていった。














