中国電力・池田幸康 コーチ
「将来陸上をやるってことは全く思っていなかったので、大変だなという風に思いました。自分が経験してる部分でやっぱりしんどい部分っていうのはある程度分かりますんで、ちょっと普通の生活はできないなというふうに思いますね」

父の母校である、岡山県の玉野光南高校に進学し、陸上をはじめた勘汰さん。
当時のチームでコーチを務めていたのもまた、父・幸康さんでした。

中国電力・池田勘汰 選手
「高校から僕の走りをみているだけあって、僕が気づかない部分でも客観的に見て『いやあどうなんかな』みたいな部分だったりとか良いねって言うところを早めに気づいてくれるかなと思います」

親子二人三脚で歩み続けるランナー人生。
いま、2人の胸には、同じ1つの目標があります。

中国電力・池田勘汰 選手
「中国電力を強くしたい。駅伝でやっぱり結果を残したい。強かった中国電力をもう1回取り戻したいっていうような気持ちがあるので。」

中国電力・池田幸康 コーチ
「(これまでは)いちOBとしてという立場だったんですけど、もう1度強い中国電力を一緒に作っていく。そのお手伝いをさせて頂きたいなということでチームに戻ってきました」

ニューイヤー駅伝で過去に2度の優勝を果たした中国電力。
『強い中国電力を取り戻すために』

2026年1月1日9時15分。
池田親子が「名門復活」に挑みます。

中国電力・池田勘汰 選手
「(父と)よく比較されるんですけど、僕自身それをあまりプレッシャーに感じなくて、僕としては、駅伝がすごく好き。(ニューイヤー駅伝は)それの全国で一番を決める大会なので、やっぱり僕としてはすごい楽しい場所といいますか、もうワクワクしながら待っている場所なので、良い報告が広島に持って帰れるように頑張りたいなと思います」

日本最高峰の駅伝大会の1つ、ニューイヤー駅伝。広島からは、中国電力、中電工、マツダ、JFEスチールの4チームが出場します。