愛媛県新居浜市にある「人形と鯉のぼりの村上」では、2026年の「ひな祭り」に向けたひな人形づくりが、最盛期を迎えています。

工房では、10月中旬ごろから制作をはじめ、職人たちが組み立て作業に追われています。

店によりますと今シーズンは、クリームや茶系など落ち着いた色合いが人気だということです。

また、住宅事情などに合わせ「親王飾り」と呼ばれる、女雛と男雛だけのコンパクトサイズが主流となっています。
売れ筋の価格帯は、20万円程だそうです。

(人形と鯉のぼりの 村上村上貴さん)
「ひな人形を飾ることによって、家族が笑顔になってくれるのが一番うれしいです」

一方、少子化の影響で生産数は減っているということですが、今シーズンは250セットを、県内を中心に出荷予定です。
ひな人形づくりは29日まで続きます。