鹿児島県内でインフルエンザの患者が増え続けています。直近1週間の患者数は、前の週のおよそ1.6倍に増えています。

県によりますと、県内で今月14日までの1週間に確認されたインフルエンザの患者数は4283人でした。前の週よりおよそ1.6倍で、8週連続で増加しています。

1医療機関あたりの患者数は75.14人で、前の週の1.6倍に増えていて、引き続き、県内全域に「インフルエンザ流行発生警報」が発表されています。

保健所別でみると、川薩で173.33人、伊集院で129.50人、姶良で109.13人、鹿児島市で108.93人、鹿屋で105.75人など、各地で100人を超えています。

県は「人の移動が活発になる年末年始はさらに感染者が増えるおそれがある」として、手洗いやマスクの着用を含む咳エチケットなど、基本的な感染症の対策を呼びかけています。