「夜も寝られない…」小さな余震にもおびえる日々

女性は傾いてしまったリビングのフローリングの上にビー玉や缶コーヒーを置き、その傾き具合を実際に私たちに見せてくれました。
ビー玉と缶コーヒーは、何もしていないのにも関わらず、窓際の方向に向かって転がっていきます。

家の中では壁もに天井にも、「亀裂」や「傷」が多く確認できます。

「ここの電気のファンなんですけれども…。寝る前にいつも弱く回しているファンなんですよ。今は止まってる状態なんですけれども、多分、天井にぶつかって、天井に傷がついたものだと思います」

「あとは、そこ(壁)に亀裂がちょっと入っているんですけれども、何か地震のときよりもちょっとずつ長く、亀裂が深くなっているような気がします。もう余震のたびにビクビクして…。夜も寝られないので…」

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