12月8日の週、宮城県内の定点医療機関でインフルエンザと診断された人の数は、1医療機関あたり24.07人でした。3週連続で減少したものの、宮城県は依然、感染者が多いとして感染対策を呼びかけています。

宮城県によりますと、12月8日から14日までの1週間に県内55の定点医療機関でインフルエンザと診断された人は1324人で前の週を341人下回りました。

減少は3週連続です。1医療機関当たりの平均は24.07人で、保健所別では仙南が42人、大崎が41人石巻が26.2人などとなり、大崎以外の保健所で減少しました。

また、患者の6割以上が14歳以下の子どもです。2025年はインフルエンザの流行が例年に比べ4週から5週早くなっていて、宮城県は依然として感染者が多く例年、年末年始には新型コロナも流行する傾向にあるとして手洗いやマスクの着用、室内の換気などを呼びかけています。