暑さが続くなか、涼みながら絵画を堪能するのはいかがでしょうか。
夏休みにもおすすめ。仙台市内の街中にある美術館を取材してきました。
村上晴香・リポート:
「仙台市青葉区本町に来ています。ビルなどが立ち並ぶ街中に実は美術館があるんです」

仙台市青葉区本町にある島川美術館。
2013年に宮城県蔵王町に開館したこの美術館は、2019年に今の場所に移転し、日本画や洋画、西洋ガラスなど1000点を超える作品を収蔵しています。

村上晴香・リポート:
「10月まで開かれている企画展では絵画や大きな西洋ガラスなどおよそ150点が展示されています」

館長の太田勇さんに注目作品を案内していただきました。

島川美術館・太田勇・館長:「皆さん一度は名前が聞いたことある横山大観(よこやま・たいかん)が描いた巨大な幻の絵。この絵は昭和11年にある特別なお家から頼まれて描いた特別な絵。そのために長年、門外不出で横山大観の画集にも載っていない幻の絵です」

縦1.3メートル、横2メートルと近代日本画の巨匠、横山大観の額入りの絵としては最大級の作品です。

太田館長:「大観はほとんど下から見上げる富士山を描くんですけど、この絵は大観が富士山を真正面から見るように想像で描いた絵です」

太田館長:「これは江の島です。今の江の島とは全然違います。今から151年前の江の島だからです。この作品を描いたのは、日本の油絵の先駆者といわれる高橋由一(ゆいち)が明治8年に描いた作品」

太田館長:「古いものですから実は額の中に額があります。中の額が当時の額。よく見るとひびが入ったりしているので、この絵を守るために額そのものを新しい額に入れて保存しています」

企画展「島川コレクション展II期」は2026年10月8日まで開かれています。
金曜、土曜、日曜、祝日、お盆は休館です。