学校給食がない冬休みや、年末年始の子どもたちの支援につなげようと、NTT東日本は「フードドライブ」として家庭で余ったコメなどの食品を集め富谷市のNPO法人に贈りました。

贈呈式では、NTT東日本宮城事業部で集めた食品が宮城県富谷市を拠点に困窮する家庭に食料を支援する「ふうどばんく東北AGAIN」に贈られました。フードドライブは食品ロスを減らし、必要とする人や施設の支援につなげる取り組みで、NTT東日本宮城事業部では2021年から毎年取り組んでいます。

今回は、従業員やその家族からコメやレトルト食品、菓子など合わせて1109点、重さにして230キロの食品が集まりました。

NTT東日本宮城事業部・平野 裕・企画総務部長:
「昨今の物価高、今年は米騒動という話もあったが、なかなか食品が手に入りづらい環境なのかなと思う」
「楽しく思い出に残るような時間を過ごしてもらえれば」

ふうどばんく東北AGAIN・高橋 尚子・副代表理事:
「正月を迎えるにあたって、それまで頑張ってきた人がとても苦しくてSOSの要請をすることが毎年ある。必要なものを必要な人に届けられるので大変ありがたい」

贈られた食品は今後、宮城県内の子ども食堂や困窮した家庭などに届けられるということです。