生徒自身がTPOを考える

<田島かのん記者>
「校内では服装について書かれた校則が掲示されています。項目はずらりと並んでいて、スカートは膝頭下から膝頭中心までと細かく書かれています」
厳格な校則を定めてきたこの学校が2025年から始めた新しい取り組み。目的は、生徒自身がTPO(時・場所・場合)を考え、自分にふさわしい服装を選ぶという「主体性」を育むことです。

<制服を選んだ女子生徒>
「高校生で今しか制服が着れないので制服を選びました。富士宮でセーターが白いのが宮北だけなのでこれがかわいいと思って」
<部活着の男子生徒>
「これは自分の部活(ソフトテニス部)の服です。登校前に朝練があるので、この格好だと楽」
<私服の男子生徒>
「沖縄で買って着た服で、スタジャン(スタジアムジャンパー)で個性を表した」
校内では、それぞれが自分なりの理由で服装を選んでいました。














