長野市の善光寺では深夜に行われる本尊の年越しの儀式「御越年式(ごえつねんしき)」を前に、お供えの餅つきが行われました。
善光寺の宿坊で17日午前に行われた「おからこつき」。

「おからこ」とは、御越年式に供える餅のことで、当番役の僧侶たちが般若心経を唱えたあと、およそ4升の蒸しあげたもち米をつきました。

その後、「おからこ」は小さく丸められ、深夜0時からの御越年式で境内の四隅(よすみ)に供えられるということです。
浄願坊・若麻績大心住職「お年越しでございますので、来年が天下太平であることを願って」

年末にかけて善光寺では、正月に飾る餅をつく「おそなえつき」や、本堂の大掃除「お煤払い」などが行われます。














