15日から受け付けが始まった今年の年賀状。SNSの普及や郵便料金の値上げもあり「年賀状離れ」が進む中、「年賀状じまい」に関連するアイテムが注目されています。一方で、年賀状を続けようという「年賀状つなぎ」の動きも広がっています。

街の人は…。
30代女性:「去年から書かないことにしました、みんなに今年が最後ですにしちゃいました」
20代男性:「書かないです!中学校くらいから」
50代男性:「書いてます。親戚とかは付き合いが薄いので、年賀状くらいはやっといた方がいいかなと思っています」
20代女性:「年賀状、書かないです…ラインとかで送れるのでいいかなって」
20代女性:「書きます。お世話になった先生とか。年賀状とか送るたびに出来事を報告できるなというのがあるので」
70代男性:「時と場合によって、今までは書いてたけど、今は来れば返信だけはやる。年をとると面倒くさくなる」

15日から始まった今年の年賀状の受け付け。日本郵便によりますと、長野県内で今年の元日に配達された年賀状などの郵便物は888万通で、去年に比べておよそ3割減りました。
また今年の販売枚数は全国でおよそ7億5千万枚、県内では702万枚と減少が見込まれます。近年進む、「年賀状離れ」。
長野市の店では。

ハンズ長野店 藤澤奈央さん:「『年賀状じまい』という言葉自体は、3~4年くらい前から出てきた言葉だとは思うのですが、実際に商品になったのが去年からになっていて」

ハンズ長野店では、「年賀状じまいのお知らせ」として今後、年賀状の挨拶は控えるといった文章が書かれたはがきや、通常の年賀はがきに貼ることができるシールなどおよそ50種類を用意しました。
特に売れ行きが良いのがシールです。

ハンズ長野店 藤澤奈央さん:「いま私が持っているのが、割とフォーマルな感じ何ですけど、こういった可愛らしいものだと親しい友人にという形で。こちらにも書いてあるんですけど、送る相手に合わせてデザインとか、文言とかも選んでいただきやすい」
さらに、年賀状じまいのニーズに応えて今年登場したのが…

ハンズ長野店 藤澤奈央さん「こちらは今年から出たハンズオリジナルの『年賀じまい』のはがきパックになります」
例年オリジナルデザインは通常の年賀状のみでしたが、需要が見込めることから、「年賀状じまい」のはがきも並べられました。

ハンズ長野店 藤澤奈央さん:「手書きの良さというのもありますが、SNSが割と主流になっているので、ライフスタイルに合わせてご利用いただければと思っています」
「年賀状じまい」が広がる一方で…。














