「現場で線香手向けたい」反省の言葉も

被害者や遺族に対しては、多くを黙秘した山形の10代少女の父親を除いて「自殺した人や遺族については今となっては申し訳ないと思った」、また「亡くなった人の墓はわからないし教えてもらえないと思うので、自分が知る現場で線香を手向けたい」と反省の言葉を口にした。

岸波被告が黙秘を繰り返した山形の10代少女について、岸波被告の弁護側は「事実関係をことさら争うものではない」と説明し、17日の裁判は終わった。次回の裁判は来年1月30日に開かれ、論告求刑と最終弁論が行われ、結審する予定となっている。

▽厚生労働省などは、悩んでいる人はひとりで悩まず、気軽に電話相談などを利用するよう呼びかけています。
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