静岡市の地場産業であるプラモデルの魅力を発信しようと、静岡市内の街なかには組み立て前の巨大なプラモデルをイメージした「プラモニュメント」が設置されています。このモニュメントの制作の裏側やこだわりをもっと知って欲しいと、デザイナー本人が音声での解説を始めました。

「友達にしゃべっているような感じで」

遊び心あふれるデザインで見る人を楽しませるプラモニュメント。静岡市の街なかに16基が設置されています。

11月28日、静岡市葵区のけやき通りにあるプラモニュメントの周りをうろうろしている人がいます。いったい何をしているのでしょうか。

「それではシリアルナンバー11自販機&ベンチプラモニュメントの解説をします。パーツ構成は一番右に自販機があります」

プラモニュメントの監修・デザインを担当している松尾憲宏(まつお・のりひろ)さんです。プラモニュメント巡りをもっと楽しんで欲しいとデザイナーだからこそ話せるこだわりや裏話を音声で解説するコンテンツを作っています。

「自販機は計画当初からの夢です。11基目にしてやっと実現できました」

こう語る松尾さんは、プラモニュメント巡りをもっと楽しんで欲しいと、デザイナーだからこそ話せるこだわりや裏話を音声で解説するコンテンツを作っています。あえて編集はせず、「友達に喋っているような感じにしたい」とリアルな語り口にこだわります。