クリスマスイブまであと1週間です。
宮崎市の大淀川学習館では、ある生き物がクリスマスツリーを彩っています。
宮崎市の大淀川学習館の「チョウのへや」。


ここで展示されているクリスマスツリーに飾り付けられているのは、体長3センチほどのアサギマダラのサナギです。
アサギマダラは、春から夏にかけて日本列島を北上し、秋には南西諸島や台湾など南に移動することから、「旅するチョウ」と呼ばれています。


ふだんは、外敵から身を守るため葉の裏などで生息するアサギマダラのサナギ。
ツリーには、鮮やかな緑色とところどころで輝く金色を身にまとったサナギがツリーを彩っています。
(訪れた人)「かわいい。元気に生まれてほしい」


(大淀川学習館 日高謙次さん)
「運が良ければサナギからチョウになる瞬間を観察できるかもしれないので、そういう貴重なところを見てほしい」

サナギは、先々週ごろから羽化していて、アサギマダラのサナギのツリーは、今週末ごろまでは見ることができそうです。














