「まさかウチが」企業へのサーバー攻撃
企業への被害はより深刻です。ことし9月、アサヒビールのシステムがロシア系詐欺グループに侵入され受発注や出荷管理がストップ。売り上げの激減に陥りました。10月には法人向けの大手通販、アスクルも同様の被害に遭い、国内の物流が滞る事態に。
警察庁によると、ことし上半期だけで企業や団体へのサーバー攻撃は116件と過去最悪の水準で、その大半が実は中小企業だといいます。
九州のある中小企業も…
(被害を受けた企業)
「“まさかウチが”というのが本当に当てはまる。“なぜウチがまさかウチが”という感じ」

犯人からはサーバー復旧と引き換えの身代金要求が。
(大石)
「日本語にしたものだと『ファイルの復元をお手伝いできます。暗号解除の費用は5万ドルです。日本円にして約750万円。そう考えると全ての企業がランサムウェアのリスクにさらされていると思った方がいいですね」
(被害を受けた企業)
「大手に限らず、どこでも起こりうることだと私は思います」

この会社は一時、業務停止に追い込まれましたがバックアップを取ってあったため、2週間でシステムはほぼ復旧したといいます。
(Proofpoint 増田幸美本部長)
「払ったとしても1回の支払いだけでデーターが戻ってくる率は、たったの17%しかありません。ですからほとんどの企業は、(身代金を)払ってもデータが戻らない上に、さらにお金を要求される」















