各地でスキー場がオープンし本格的なスキーシーズンを迎える中、山形県上山市のスキー場で利用者の万が一の事態に備える救助訓練が行われました。
シーズン中、多くの家族連れで賑わう猿倉スキー場で行われた訓練には、スキー場のスタッフや上山市消防本部の隊員などおよそ30人が参加しました。

寒いゲレンデから室内に入ると、急激な体温の変化などにより倒れてしまうケースがあるといいます。
こうした不測の事態に備え、参加者はAEDの使用方法などを確認していきます。

さらに大雪や強風、湿った雪により木が倒れリフトの電線が切れたことを想定し、リフトの利用者を救助する訓練も行われました。

訓練に参加した人「最初は不安だったが救助隊から声をかけてもらって安心できた」

蔵王猿倉スキー場 川口豊 社長「毎年繰り返しやることで一人一人の意識が高くなる。お客様に安心を与えることが私たちの使命。大勢のお客様に安心して来てほしい」

安心安全なスキー場へ。猿倉スキー場は今月19日にオープンを迎える予定です。














