金子恭之国土交通大臣は、けさ行われた会見で、気象庁が発表する津波警報・注意報などの対象地域名について、「市町村名も示すよう変更する」と発表しました。

津波警報などの表示名をめぐっては、12日に行われた参議院予算委員会で、北海道選出の自民党・船橋利実議員が「対象地域名が地元住民にとって馴染みがなく、分かりにくい」などとして発表方法の見直しを求め、その場で高市総理が金子国交大臣に検討を指示していました。

これを受け、気象庁は津波警報などの対象地域の表示方法を見直すということです。

これまでは「北海道太平洋沿岸西部」など津波予報区のみで発表していましたが、今後は、▼その津波予報区に含まれる市町村名も明示するほか、▼北海道については地元に馴染みの深い「胆振」などの地域名も示すということです。