慎重派・推進派 それぞれの意見は…? 少なくとも与党側からの議論は「なし」
井上キャスター:
夫婦別姓に「反対の理由がわからない」とも言われますが、その点についてはどうでしょうか。
大室記者:
「よく伝統的な家族観が失われるから」という説明を受けると思うのですが、日本の伝統を象徴するものとして、古代から続く「戸籍制度」があります。夫婦別姓を導入すると、外国にはない日本の優れた戸籍制度が崩れてしまうというのが保守層の主張です。
もう一つ、子どもの氏の決め方が問題で、野党が提出している法案だと子どもの氏が夫婦の間で決まらなかった場合、家庭裁判所に委ねることになっています。ただ、明確な判断基準も今はないため、子どもの氏の不安定性に繋がるという指摘があります。
高市総理も「子どもの氏の不安定性」を一番懸念をしているため、夫婦別姓に反対というスタンスをとっています。
井上キャスター:
選択的夫婦別姓をめぐって、慎重派と推進派の意見は以下の通りです。

【慎重派】
・公的書類など旧姓併記が進んでいる
・仕事でも“旧姓使用”進む
・子の氏の決め方の問題
・伝統的な家族観が崩れる など
【推進派】
・ビジネス上の不便さ解消
・名義変更の煩雑さ解消
・海外では当たり前
・アイデンティティーの喪失を懸念 など
この議論は今後も続きそうですか?
大室記者:
続くのですが、高市総理と木原官房長官、連立を組むのは日本維新の会ということを考えると、少なくとも政府・与党から、選択的夫婦別姓の議論が発生するということは起こりづらいのではないかと思います。
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〈プロフィール〉
大室裕哉
TBS報道局政治部 自民党担当
高市早苗氏の番記者 趣味はMLB観戦
ハロルド・ジョージ・メイさん
プロ経営者 1963年オランダ生まれ
現パナソニック・アース製薬の社外取締役など














