高市総理、木原官房長官、与党・維新は “旧姓使用”拡大で一致

井上キャスター:
旧姓使用拡大に強い思いを持っていたのは、他ならぬ高市総理です。ライフワークと言っても差し支えないと思いますけれども、旧姓使用拡大に重きを置いていました。木原官房長官や日本維新の会も「“旧姓使用”の拡大」を推進しようとしています。
大室記者:
木原官房長官は、自民党の保守系議員のグループである「創生『日本』」というグループの事務局長を務めていて、今年の通常国会の会期中にも「事務局長案」つまり、「木原稔案」として旧姓使用拡大の法案を作っていました。
連立を組む日本維新の会も、今回の通常国会に通称使用拡大の法案を提出していました。藤田共同代表も、2025年3月に超党派で開催をした「旧姓の通称使用の法制化を求める国民集会」に出席して挨拶をしていました。
井上キャスター:
これは意見が大きく変わるところかと思いますが、個人的には選択的夫婦別姓をぜひ進めていただきたいなと思っています。
今の日本では、結婚すると名字を変えるのは95%が女性です。もちろん望んで変える方もいますが、望まず変えることでアイデンティティーが失われる。旧姓の使用拡大をいくら行ったとしても、海外で仕事をする場合の不便さというのは特に変わらない。(不便が)圧倒的に女性に偏っているとなると、やはり是正すべきなのではないかと思っています。
シンプルに考えて、やはり結婚後、お互いが名字を選択できるというのは、当たり前の権利のようにも感じますが、どうこの議論をご覧になっていますか。

ハロルド・ジョージ・メイさん:
グローバル的に考えると、こういう議論は必ずと言っていいぐらい他の国にもありました。その結果、例外はあるものの、世界の標準はやはり選択制です。変えない理由が私にもよくわかりません。「こういう理由があるから変えてはいけないんだ」という説明があればまだしも、そういうのがありません。
私は日本が大好きなので、よく時代劇も見るのですが、ある意味、日本のスピリッツにこの選択制が合っていると思います。なぜかというと、日本というのは「名を残す」ことが歴史的にも価値が高いからです。
今の社会では、女性も働きやすい環境になり、仕事や研究などで自分がやり遂げたことが最終的には「名前」で正式になるということがポイントだと思います。名を残すとはそういうことです。通称使用は半歩前進かもしれませんが、オフィシャルではない。悪く言えば、ニックネームみたいなものなので、やはりオフィシャルにしてほしいですね。
もう一つは、世界でも3組に1組が離婚してしまう傾向があります。そうすると、離婚後にまた姓を戻すのかということもあるので、やはり今の自分の名前で名を残すことは大事だと思います。














