小型ロケット「カイロス」の3号機を来年2月25日に打ち上げると発表しました。

 東京の宇宙ベンチャー企業「スペースワン」が開発した小型ロケット「カイロス」は、去年3月と12月に和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げられましたが、2回連続で失敗しています。

 「スペースワン」は15日にオンラインで会見を開き、「カイロス」3号機を来年2月25日に打ち上げると発表しました。搭載する人工衛星を軌道に投入できれば民間企業単独としては国内で初めてとなります。

(スペースワン 豊田正和社長)「宇宙の力で社会の課題解決し人々の暮らしを豊かにすることを目標にしている。3号機で実現したい」