西中さんが頑張る子どもたちへの支援に力を注ぐわけ。背景には、自身の苦しい経験がありました。
(アカデミア育英財団 西中浩二理事長)「努力しないと人はついてこないし支えてくれない、親父が倒れお金がない時からそうだった」

いちき串木野市の漁村で生まれ育った西中さん。高校1年の時、父親が病で倒れ、一時は進学を諦めかけました。
(アカデミア育英財団 西中浩二理事長)「働こうか、船に乗ろうかと思っていた時に、担任が『無料の大学がある』と、受験勉強の時こたつもテレビも捨て寝ないように」

猛勉強の末、学費のかからない防衛大学校に入学。アメリカの大学に奨学金で留学もしました。西中さんはこれまでの学生生活を「努力を続けていると、必ず誰かが助けてくれた」と振り返ります。

(アカデミア育英財団 西中浩二理事長)「努力しているころに助けてくれる人が出てくる、全部みんなが助けてくれる。助けられっぱなしでは困る。お返ししないといけない」














