北朝鮮による拉致問題への関心を高めようと、政府が行っている作文コンクールで、高校生部門の最優秀賞を含め鹿児島県内から3人が受賞しました。
国は拉致問題をテーマに中高生を対象にした作文コンクールを毎年開いています。
今年度は全国から3222点が寄せられ、13日東京で開かれた政府主催の拉致問題に関するシンポジウムの中で授賞式がありました。
このうち、高校生部門では薩摩川内市の川内高校2年、羽島奈穂さんが、最優秀賞に選ばれました。
※羽島さんの羽は、旧字です。
羽島さんは拉致被害者の救出を訴える活動に参加していて、作文は「救出のため、未来の私達のため」というタイトルで、早期解決を呼びかけました。
(高校生部門・最優秀賞 羽島奈穂さん)「全拉致被害者救出のため、2度と拉致事件を起こさせないために、風化させないという言葉がある。私は拉致被害者家族の皆さまに伝えたい『一緒に頑張りましょう』と」
このほか高校生部門で、鹿児島市の甲南高校2年・福留豪希さんが優秀賞に、中学生部門では、鹿児島市の星峯中学3年・櫻井心葉さんが特別賞に選ばれました。














