青森県で最大震度6強の揺れを観測した地震からきょうで1週間です。被災地では通行止めや断水が続く一方で、県内全ての学校で授業が再開しました。
8日の地震から1週間、青森県八戸市ではNTT青森八戸ビルの鉄塔が倒壊するおそれがあり、国道の通行規制が続いています。
記者
「午前8時です。国道45号通行止めのため、迂回する車が一列にずらっと並んでいます」
この影響で市営バスなどのルートの一部が変更されています。
利用者
「少し遅れると思って一本早めのに乗っている」
鉄塔の修復は着工の見通しがたっておらず、現在も周辺の48世帯が避難指示が出されています。
また、七戸町では水道管の漏水の調査のための断水が続いていて、147世帯に影響が出ています。
断水地区の住人
「きのうも雨も雪も降る中、一生懸命やってもらっている。私たちもがんばらないといけない」
一方で、県内全ての学校で授業が再開しました。校舎の基礎部分が破損した八戸東高校は生徒の賑やかな声が戻ってきました。
生徒
「みんなに久しぶりに会えるので楽しみ」
今回の地震で初めて発表された後発地震注意情報で、「特別な備え」が呼びかけられている期間はあす午前0時までです。
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