拉致してでも自分のものに―――
かつて職場の同僚にストーカー行為を行い、逮捕された経験を持つ守屋秀勝さん(60)。元加害者だからこそ出来ることがあると考え、元ストーカーの更生支援を行う団体の代表を務めています。
SNS上での監視、バイト先での待ち伏せ、嫌がらせの手紙…日々寄せられる元加害者からの相談。時に厳しく、時に寄り添い、地道な支援を続けています。
ストーカー加害者が更生する上で、何が大切なのか?当事者たちの苦悩、支援者の声を取材しました。
「被害者は精神崩壊するんやで」元ストーカー加害者が更生支援

守屋秀勝さん(60)。かつてストーカーだった人たちの更生支援を行う団体「ストーカー・リカバリー・サポート」の代表を務めています。実は、守屋さんもかつてストーカーの加害者でした。
ストーカー行為を繰り返さないために、週に1度、参加者たちが自分の考えを共有する集いを行っています。
(守屋代表)「被害者っていうのは、本当に寝られないんやで。精神崩壊するんやで」
(元ストーカーの女性)「加害者もですよ」
(守屋代表)「俺も元加害者。話聞き」














