12日、大阪府守口市で長屋が全焼した火事で、焼け跡から男女2人の遺体が見つかりました。

 12日午後2時半ごろ、守口市大久保町で「1階から火が見えます」と通行人から消防に通報がありました。

 警察などによりますと、火は約9時間半後にほぼ消し止められましたが、木造2階建ての4軒長屋約300平方メートルが全焼し、南側にある住宅2軒に延焼したということです。

 焼け跡から13日未明、年齢不詳の男女2人の遺体が見つかりました。

 火元とみられる長屋には70代の姉と60代の弟の2人が住んでいたということですが、いずれも連絡がとれておらず、警察は遺体の身元の確認などを進めています。