大都市を中心に住宅価格の高騰が続くなか、東京都が始めようとしているのが、手頃な家賃で住むことができる「アフォーダブル住宅」の提供です。
対象は「子育て世帯」、いったいどのような取り組みなのでしょうか。
安心して子育てができる環境を整える新事業「アフォーダブル住宅」
高柳光希キャスター:
子育て世帯の皆さんが、賃貸住宅に今よりも2割安く住めるようになる未来が来るかもしれません。

いま東京都が進めているのが、新事業「アフォーダブル住宅」。affordable=手ごろな・入手可能なという意味で「アフォーダブル住宅=手ごろな住宅」ということです。
この新事業を展開することで、都は何を目指しているのでしょうか。

TBS報道局 社会部 寺島学 記者:
東京都は、手頃な家賃の住宅を子育て世帯に提供することで、まずは子供を望む世帯が安心して子育てをできる環境を整えることを目指しています。都は早ければ2026年度にも、約300戸を提供予定であることを明かしています。
入居条件は、▼子育て世帯、▼ひとり親世帯ということが明かされています。入居条件は現在も調整中で、今後、収入条件などがどのように定められるのかが注目ポイントです。
日比麻音子キャスター:
そもそも「アフォーダブル」、なぜ難しい横文字が使われているのでしょうか。
TBS報道局 社会部 寺島 記者:
海外では「アフォーダブルハウジング」という名称で、こうした政策が様々に実施されています。おそらくそれを参考にして「アフォーダブル」という言葉をとってきたのではと思います。














